こんな悩みはあませんか?
✅ いつも「もっと頑張らないと」と自分を追い詰めてしまう
✅ 100点でないと意味がないと感じてしまう
✅ 失敗やミスを極端に恐れて、挑戦ができない

こうした完璧主義のお悩みは、実はとても多くの方が抱えています。
やめようと思っても、気づいたら自分を追い込んでしまう…そんなループから、抜け出したいですよね。
なので、今回は完璧主義をなおす方法について、お伝えしていきます。
完璧を目指してしまう「理由」を知ることが大切
完璧主義をなおす方法、それはスバリ
「なぜ自分が完璧を目指してしまうのか?」という”理由”を知ること
です。
なぜなら、”理由”を知ることで、自分を客観的に見られるようになるからです。

その結果、「完璧じゃなくていいかもしれない」と、発想そのものが変わってくるのです。
では完璧を目指してしまう「理由」とは何なのか?
では、完璧を目指してしまう「理由」とは何なのでしょうか?
それは、あなたの心に根付いている「子どもの頃に身につけた心の防衛システム」が関係しています。
・・・と、いきなり言われても「心の防衛システムって何?」ってなりますよね。
簡単に言うと、「自分を守るための心の動き」のことです。
たとえば、小さい頃に親から
✅「ちゃんとしなさい!」と厳しく言われる
✅ 失敗したときに怒られる
✅ 失敗したときにがっかりされる

このような経験がたくさんあると、
「失敗すると嫌われる」
「ちゃんとしないと愛されない」
という思考パターンが心に根づいてしまうんです。
この思考パターンを、大人になっても繰り返していて、
「完璧にしないと認めてもらえない」
と無意識に思っているのです。
子どもの頃はみんな、周りから愛情を受けることを必要としています。
だから、親や先生、周りの大人にどう思われるか、本能的にいつも気にしています。
そのような中、
親が厳しかったり、感情を出すことが許されない環境のせいで、
「本当の自分じゃ愛されない」と感じて、
“がんばる自分”になって、愛されようとします。
そうやって自分を守るためにできあがった思考パターンこそ、完璧を目指してしまう理由なのです。
完璧主義は今からでも変えることができる

つまり、完璧主義とは生まれつの性格ではありません。
そうなってしまった理由がちゃんとあるんです。
だから、完璧主義をなおしたいなら、努力で無理やり抑えつけて直すのではなく、自分を理解してあげることがスタートです。
「ああ、私はこういう体験があったから、完璧を求めているのかもしれない」
そんなふうに、過去の「そうせざるをえなかった自分」に気づいてあげましょう。
そして「がんばって自分を守ってきたんだね」と、自分のことを認めてあげるのです。
そうすることで、心の防衛システムが作動したとしても、
「ちょっと待って。今、完璧を目指そうとして、しんどくなっていたよね。それって本当に必要なこと?」という発想につながり、
完璧主義をゆるめる方向に導いていけるのです。
まとめ
いかがでしたか?
大人になった今、もうその防衛システムを手放してもいい時期かもしれません。
まずは、完璧を目指してしまう理由を知ることから始めていきましょう。
もし、自分一人では「完璧を目指してしまう理由にたどり着けない」という場合、カウンセリングを頼ってみてください。
安心できる場所で、あなたの完璧主義にある背景を一緒に探っていきましょう。
そうすることで、完璧主義は必ずなおっていきますからね。