傷つきやすい性格をなおす秘訣は○○をゆるめること

こんな悩みはありませんか?

✅ 人のちょっとした一言で、深く傷ついてしまう
✅「私はダメだ」と自分を責めてばかり
✅ ミスをすると、必要以上にショックを受けてしまう

こんな傷つきやすい性格をなおしたい…

「もっと強くなれたら…」と思っていませんか?

実は、あなたが傷つきやすいのは、“弱いから”ではありません。

そこには、ある心のクセが影響しているのです。

ということで今回は、傷つきやすい性格を改善する方法についてお伝えします。

落ち込んでばかりの毎日から抜け出したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

解決のカギは「完璧主義をゆるめること」

傷つきやすい性格を改善する方法、それは、

完璧主義をゆるめること

です。

 

実は、傷つきやすい人の多くが、「完璧でありたい」という心のクセを持っています。

たとえば、心の中でこんなふうに思っています。

✅ 失敗は恥ずかしいこと
✅ ちゃんとできなければ、価値がない
✅ 何でも一人でできるようにならなければ

こういった思いは誰しも多少は持っているもの。

でも、傷つきやすい人は、より強く、こういった思いを持っています。

そのため、ほんの少しのミスや指摘でも、「また失敗した…」「私ってダメだ」と、他の人よりも深く傷ついてしまうのです。

だからこそ、完璧主義をゆるめて、「失敗しても大丈夫」と思えるようになることが必要なのです。

ここでひとつ、よくある勘違いについて、お伝えしておきますね。

「傷つきやすい自分を変えたい」と思ったとき、多くの人が間違ってしまうのが「もっと強くなろう」とすることです。

しかしそれは逆効果になってしまいます。

 

「強い自分になれば傷つかない」という考えは一見正しく思えますよね。

でも、実はそれが完璧主義をさらに強めてしまう罠なんです。

たとえば、

「強くならなきゃ」と思うと

「弱音を吐いてはいけない」

「何を言われても平気な自分でいなきゃ」と、

ますます自分に厳しくなってしまいますよね。

これだと、さらに完璧な人間を目指すことになっていきます。

すると、うまくいかなかったときに「やっぱりは私はダメなんだ」と以前より傷つきやすくなってしまうのです。

改善しようとしているのに、余計に苦しくなる…

そんな悪循環にハマってしまうのです。

 

だからこそ、大切なのは、

自分をゆるめること。

「強い自分になること」ではなく、「不完全でも許せる自分になること」です。

「できない私もOK」「失敗しても大丈夫」

そう思えるようになったとき、

あれ?最近なんか傷つきにくくなっているな、という感覚が芽生えてきます。

本当の強さとは、完璧であることではなく、「不完全な自分でも受け入れていける、しなやかさ」なんです。

とはいえ、「わかってはいても、不完全な自分にOKを出すのが難しい…」という方も多いと思います。

それはなぜかと言うと、「完璧でありたい」という心のクセが、あなたの奥深くに刻み込まれているからです。

特に、子どもの頃の体験が大きく影響しています。

✅ 子どもの頃、失敗すると、すぐ怒られた

✅「いい子でいなければ愛されない」と感じていた

✅ 家族の空気を壊さないように、常に気を張っていた

そんな過去の経験を通して、

「ちゃんとしていないとダメ」「完璧じゃないと見捨てられる」

という思い込みが、心の奥深くに刻み込まれているのです。

これは、当時のあなたが不安や恐怖から自分を守るために、子どもなりに必死で身につけた「生きるための戦略」です。

そんな心の防衛反応が大人になっても働いてしまっている。

だからこそ、頭ではわかっているのに、実際には「不完全な自分」にオッケーを出せないのです。

 

では、どうすることもできないのか、というと、そうではありません。

そんなときはカウンセリングを頼ってみるのもひとつの方法です。

完璧主義は、過去、どこかの時点で身についた心のクセです。

カウンセリングでは「なぜ自分はそんなに完璧を求めてしまうのか」

自分の過去と向き合い、完璧を求める心のクセを一緒に見つめなおしていきます。

原因を知り、そのときの自分に「よく頑張ったね」と声をかけていきます。

それが、根深い心のクセを解消する第一歩となります。

生まれつきのものではないので、適切な方法でゆるめいけますからね。

傷つきやすい性格は、完璧主義をゆるめることで変えていくことができます。

そのために、まずはどんな自分にも「OK」を出してあげてください。

そして、もしひとりでうまくいかないときは、カウンセリングを活用してみてください。

「もう無理をしなくていい」と感じられるように、あなたに寄り添いサポートさせていただきます。