気を遣いすぎる性格をなおしたい人の「いい人ゲーム」脱出法

こんな悩みはありませんか?

✅ 周囲に「いい人」と思われたくて、余裕がないのに人の仕事まで引き受けてしまう

✅ 誘いを断ると嫌われそうで、疲れていても「いいよ」と無理をしてしまう

✅「場の空気が悪くなるかも」と不安で、本音とは違う意見に合わせてしまう

職場や友人関係で、いつもまわりに気を遣ってばかり。

「どうして私ばかり、こんなに気を遣ってるんだろう…」

家に帰るころには、もうヘトヘトに疲れてしまっている。

今回は、そんな方のために「気を遣いすぎる性格」をなおす方法について、お伝えします。

「気を遣いすぎる性格」をなおすための方法、それはズバリ、

全員に好かれようとしないこと

です。

 

気を遣いすぎる性格の人は、無意識に「全員に好かれなければならない」という思い込みを持っていることが多いです。

その思い込みのせいで、

「自分がどうしたいか」よりも「相手にどう思われるか」が優先されて、

不必要に気を遣いすぎてしまうのです。

 

そうやって、周りに対してたくさん気を遣える方は、一見「優しい人」に映りますよね。

でも、自分を押し殺している状態なので、

いつか心に限界がきて、自分から人間関係を絶つような事態に陥る可能性もあります。

 

あるいは、自分の本音を出さないせいで、

「あの人、つかみどころがないよね」
「何を考えているか分からない」

というレッテルを貼られてしまうことも・・・

 

だからこそ、「全員に好かれなければいけない」という思い込みを手放し、

自分の気持ちに合った行動をとる練習が必要なのです。

とはいえ、「全員に好かれなければいけない」という思い込みを、すぐに手放すのは難しいと思います。

そんなときにおすすめしたいのが、「納得できる理由を見つける」という方法です。

どういうことか言うと、

「全員に好かれなければならない」ではなく「全員に好かれなくても大丈夫」と思い込めるような、納得感のある根拠を自分の中に増やしていくんです。

たとえば、

✅ 自分の周りを見渡して、全員に好かれている人なんている?そんな人いないよなぁ

✅ あの大人気のインフルエンサーや芸能人でさえ、アンチがいる。全員から好かれるなんて、あり得ない

✅ 全員に好かれるという事は、自分と同じ価値観の人しかいない世界を意味する。色んな人がいるのがこの世界の魅力なのに、そんな事になったら気持ち悪い。

✅ そういえば、以前に誘いを断ったことがあったな、けど、相手との関係は壊れなかった

こんなふうに、自分の経験や身近な事実から、「全員に好かれなくていい」理由を見つけていきます。

そうすると、実は「全員に好かれる」ということは「絶対にクリアできないゲーム」だったと気づくことができます。

「このゲーム、やらなくてよかったんだ」

「気を遣わなくても、案外うまくいくかもしれない」

そう思えたとき、少しずつ自分の気持ちを優先できるようになっていきます。

なるほど、理屈はわかった。

でも実際には、「頭ではわかっていても、感情がついてこない」と感じる方がほとんどです。

「やっぱり嫌われるのが怖い」
「断ると気まずくなりそう」
「なんだか申し訳ない気がする」

こうした不安は、潜在意識(心の奥底)に根づいているもの。

だからこそ、カウンセリングを活用してみるのも一つの方法です。

カウンセリングでは、頭だけではなく“潜在意識”にもアプローチして、思い込みを根っこからゆるめることができます。

頭で言い聞かせるだけではなく、心の深い部分から「全員に好かれなくてもいい」と自然に思えるように、変えることができるのです。

あなたは今まで、周りにたくさん気を配ってきましたよね。

カウンセリングでは、気を遣わずに“本音のあなた”でいられる時間を大切にしています。

どうか、ひとりで抱え込まずに、あなたのお話を聴かせてくださいね。

気を遣いすぎて苦しいなら、「全員に好かれなければならない」という思い込みを手放してみませんか?

クリアできない“いい人ゲーム”からそっと降りて、自分らしくいられる日々を始めましょう。

もし一人では難しいと感じたら、どうか無理せず、カウンセリングを頼ってみてくださいね。

「本音の自分」でいられるあなたを、一緒に見つけていきましょう。