今の悩みを解決したくて、
「カウンセリングってどうなんだろう?本当に効果ってあるのかな?」
と感じている方へ。
当カウンセリングルームにおけるお悩みを解決する手順について、簡単に解説したいと思います。
解説する順番としては、
①そもそも悩みとは何か?
②悩みの真の原因とは?
③なぜ一人で解決できないのか?
④カウンセリングでどのように生きづらさを解消していくのか?
こんな順番で解説していきます。
ぜひ、カウンセリングを受けるかどうかの参考にしていただければと思います。
そもそも「悩み」とは?
まず、そもそも「悩み」とか「生きづらさ」とは、何なのでしょう?
まずは以下の図をご覧ください。

僕たち人間は、毎日起こる何かの出来事に対して、感情が生まれ、その結果、行動が決まります。
たとえば、
✅ 人前でのスピーチする場面で、緊張する → うまく話せない
✅ 複数人での雑談の場面で、何を話していいか分からず不安になる → 沈黙してしまう
✅ 新しい仕事に就いても、同僚への不満が湧いてくる → すぐに転職を繰り返してしまう
✅ 自分の思い通りにならないと、すぐにイライラしてしまう → 相手とのトラブルが頻発する
このように「出来事」に対して、イライラ感情やネガティブ感情が生まれ、
その結果、うまく話せない、相手とトラブルになる、といった結果につながっているのです。
特定の場面において、本当はこうしたいのに、いつも上手くいかない・・・
それが、“悩み”ですよね。
つまり、悩みとは、特定の出来事に対して、あなたがいつも繰り返してしまう「感情・結果」のことなのです。
悩みが起こる原因とは?
では、悩みが起こる原因とは何なのでしょうか?
その原因は、その人の“受け止め方”にあります。
ん?受け止め方?どういうこと?ってなりますよね。
どういうことなのか、詳しくお伝えしていきます。
実は、出来事そのものが、感情や結果に直結するわけではありません。
例えば、
たとえば、同じ「失敗した」という出来事でも、
Aさんはこの世の終わりのように落ち込んでいるのに、
Bさんは失敗した経験を活かして次につなげようと思っています。

このように、同じ出来事でも人によって感情・結果は異なります。
だからこそ、世の中には、悩んでいる人と悩んでいない人がいるのです。
では、この分かれ道は一体何なのでしょうか?
何か「分岐点」があるはずです。

もう、お分かりかもしれませんが、この分岐点こそ“受け止め方”なんです。
実は、AさんとBさんによって、出来事の「受け止め方」が違うのです。

Aさんの受け止め方はこうです。
「失敗は恥ずかしいことだ。失敗する自分であってはいけない。周りは自分のことを馬鹿にしているに違いない。」
一方、Bさんは
「誰だって失敗することはある。この経験を次に活かそう。ちょっとくらい失敗する方が人間味があって魅力的だよね。」
と受け止めているんです。
その結果、
Aさんは、不安や焦りの感情が生まれ、失敗に対する言い訳を必死に行うことになります。
そして、次から失敗を恐れて、挑戦することに消極的になっていきます。
一方Bさんは、失敗しても素直に認め、切り替えも上手です。
次からも前向きに取り組むことで自身は成長し、周りの人とも良好な関係を築いていきます。
このように、受け止め方によって、その後の感情、発言、行動が変わってくるのです。
ですので、この受け止め方こそ、悩みの“真の原因”なのです。
私たちは受け止め方の世界で生きている
ここまでお伝えしてきた「出来事→受け止め方→感情・結果」という一連の流れは、日常のあらゆる場面で起こっています。
たとえば、
「上司に怒られた」
「子供が言うことを聞いてくれない」
など、日常の小さなことから、
「離婚」や「失業」といった大きな場面まで
毎日、色んな場面でこの一連の流れが続いているのです。
だからこそ、受け止め方がその人の人生を左右するといっても過言ではありません。

不幸になる受け止め方をしている人は、苦しい感情が出てきて、人間関係がうまくいきません。
一方で、幸せな受け止め方ができるようになると、感情は落ち着き、人間関係もどんどん楽になっていきます。
なぜ人によって受け止め方が違うのか?
では、どうして同じ人間なのに、人によって受け止め方が違うのでしょうか?
それは、育った環境が違うからです。
もちろん、生まれつきの要素もありますが、後天的な要素の方が圧倒的が大きいです。
つまり、どのような家庭で育ったか、どんな学校生活だったのか、といった環境要因が、その人の受け止め方に大きく影響しているのです。
たとえば、以下のような環境で育ったとします。

✅ 親のしつけが厳しく、成果を出さないと認めてもらえない
✅ 親が過干渉で、親の思い通りに振る舞わなければならなかった
✅ 親が自分に興味を示さず、全然話を聞いてくれない
✅ 学校でのいじめなど、仲間外れを経験した
このよう環境で育った場合、以下のような受け止め方をするになります。

✅ 失敗は恥ずかしいこと
✅ 人より優れていなければ価値がない
✅ 常に「いい子」でなければいけない、自分らしさを出してはいけない
✅ 人を信じたり、集団に入るのは危険
そして、受け止め方というのは心のクセ、反応のパターンとも言えます。
幼い頃は、何をするにしても吸収力が高いですよね。
なので、そういった心のクセやパターンをしっかりと学習して身につけてしまい、大人になっても無意識に繰り返しているのです。
なぜ一人で解決できないのか?
ここまでの内容で「悩みを解決するには、受け止め方を変えたらいい」というのが見えてきたと思います。
ただ、頭でわかっていても、そんなに簡単にできないから困っているんですよね。
なので、一人で簡単に解決できない理由をお話しします。
実は、その人の受け止め方、心のクセは「潜在意識」に刷り込まれているのです。
少し、難しい言葉が出てきましたが、「潜在意識」とは自分でも気づかない領域のことです。

幼少期に作られた心のクセは、自分でも気づかない心の奥深くに刷り込まれているのです。
そのため、まず「どんな心のクセを持っているのか」一人では気づくことができません。
さらに、潜在意識には、現状維持システムという特性があります。
今までの自分を変えようとしても、すぐにこれまでのパターンに引き戻そうとする現状維持の特性があるんです。
→潜在意識については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
これらの理由により、一人で解決することはかなり難しいと言えます。
YouTubeや自己啓発本を読んでも、解決できないのはそのためです。
何度も何度も同じ悩みを繰り返してしまうのは、潜在意識が関係しているということです。
どうやって受け止め方(心のクセ)を変えるのか?
だからこそ、カウンセリングを受けてカウンセラーと二人三脚で取り組むことが必要です。

心の専門家と協力することで、一人では気づけなかったクセに気づくことができます。
そして、潜在意識から変えていくために、様々な方法で取り組んでいきます。
潜在意識を変える際、
・どんな心理療法がいいのか
・どんなセラピーが効果的なのか
それは人それぞれ異なります。
たとえば、
✅ 感情からアプローチした方がいい人
✅ イメージを活用した方がいい人
✅ 理屈で落とし込む論理療法が合う人
✅ 行動から変えていくのが合う人
ほかにも様々ありますが、あなたにとって何が合うのか、それは、とても重要なことです。
私のカウンセリングでは、その人にとって何が必要なのかを見極め、その都度最善の方法を選びながらカウンセリングを進めていきます。
本やYouTubeで変われないのは、「あなたに合った方法ではなかった」というのも大きな理由の一つなのです。
受け止め方を変えると人生は変わる

実際に、潜在意識から変化を起こし、受け止め方を変えることができると、人生は大きく変わります。
たとえば、
✅ 他人の評価を気にせず、自分らしく過ごせる
✅ 自分は自分でいいと思え、自己肯定感が上がる
✅ 人と関わる事に緊張しなくなり、人間関係が楽になる
✅ 他人軸から自分軸の人生に変わる
このような変化が実際に怒っていきます。
また、潜在意識は「現状維持のシステムがある」とお伝えしましたよね。
なので、幸せな受け止め方ができるようになると、もう不幸になる受け止め方に戻りたくても戻りににくくなのです。
ですので、一生モノのスキルと思っていただいて大丈夫だと思います。
ぜひカウンセリングを受けて、あなたも幸せな性格で生きる人生を手に入れませんか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
要点をまとめると、
✅悩みの原因は受け止め方にある
✅受け止め方を変えることが、生きづらさを解消する方法である
✅ただし、潜在意識は、一人では変えることが難しい
✅カウンセラーと協力することであなたに合った方法が見つかり、潜在意識から変わることができる
もし今、あなたが「人間関係に悩んでいる」「不安やネガティブ感情ばかり出てくる」いう場合、ぜひカウセリングを受けてみてください。
カウンセリングを受ける際は、カウンセラーとの相性も大切になってきます。
私は、あなたの話をしっかり聞くこと、あなたに寄り添うこと、100%味方になること、これらをすごく大切にしています。
まずは、お試しカウンセリングで私との相性を確認してみてくださいね。
