性格を変えたいけど、変われない。
こんな悩みを抱えていませんか?
性格を変えるために本を読んだり
セミナーに参加したり
勉強しているのになかなか変われない。
それは、私たち人間の仕組みとして
「変化することを好まない」という習性があるからです。
変化を好まない潜在意識さん
人間の意識には、「顕在意識」といわれる領域と
「潜在意識」といわれる領域があります。
顕在意識とは、意識的に「頭」で考え、
自分ではっきりと自覚できるものです。
一方、潜在意識とは「無意識の領域」のことで、
自分ではなかなか自覚できない部分のことです。
その比率は諸説ありますが
顕在意識1:潜在意識9とも言われていて
潜在意識の方が圧倒的に大きいということがわかっています。
そして、潜在意識には「変化することを好まない」という特徴があります。
・人生を変えたいけど行動できない
・今の仕事がイヤだけど転職できない
・起業したいけど踏み出せない
変わりたいけど変われない!ということがよく起こるのは
潜在意識が行動できない理由を探し出すのが得意だからです。
お金がないから、時間がないから
タイミングが悪いから、パートナーの理解がないから。
「人間はできない理由を考える天才」と言われている理由がここにあるんですね。
このような話をすると、
何か潜在意識が悪者のように聞こえるのですが、
そうではありません。
変化しないことは人間が安全に生きるために必要なシステムの一部なのです。
「変化しないこと=安全」とプログラムされていて、
私たちを守ってくれているのです。
ただし、顕在意識で「変わりたい」と思っている人にとって、
潜在意識は越えなければならない壁として立ちはだかってしまうということです。
なので、まずはこれらのことを理解しましょう。
顕在意識で変わりたいと「1」思っても、潜在意識の「変わりたくない」の「9」が圧倒的に大きいということ。
であるならば、人は変われないのかというと、そんな事はありません。
事実、自分を変えて人生を好転させている人は世の中にたくさんいます。
では、そういう人たちは一体何が違うのか?
それは、
変わるための「心構え」を知っているかどうか
なんです。
そして、
その心構えとは
混乱なきところに成長なし
という心構えです。
どういうことなのか
カウンセリングの例でご説明しますね。
変化を好まない潜在意識は、変わることに対して敏感なので、
カウンセリングにおいても必ず反発がきます。
一時的に対人関係がうまくいっても、
またすぐ自己否定に陥ったり、
気分がジェットコースターのようになるかもしれません。
今までなかったものを取り入れようとするので、当然混乱が起きます。
自分の中で色々な言い訳が出てきて、現状に引き戻そうとします。
このときに、苦しいからもうイヤだ!と思って諦めるのではなく
「おっ、変わるための混乱がきたな」と冷静になることが大切です。
混乱しながらも一歩踏み出し、できることをやっていく。
その積み重ねが人生を変えるためには必要なのです。
残念ながら何の苦労もせずに現状を変えることできません。
混乱は成長のスタート地点
まずは”混乱”が起こるということを心構えとして持っておきましょう。
潜在意識を変えることができれば、
それがあなたの「当たり前」になるので、
自然体で心地よく過ごせるようになってきます。
当カウンセリングルームでは、反発してくる潜在意識に対して、
カウンセラーと協力してアプローチしていきます。
一人で悩んできたけど、なかなか改善できないという方は
ぜひお試しカウンセリングをご活用ください。