「気にしすぎる性格」をなおしたいなら、知っておきたい心理法則

こんな悩みはありませんか?

✅ 私、変なこと言っちゃったかな…
✅ なんでLINEの返信くれないんだろう…
✅ 嫌われたかも…

人と関わる中で、ついつい気にしすぎてしまう…

気にしすぎる性格の人は、人がどう思っているかを考えすぎて、いつも不安を抱えています。

なので、心がどんどん疲れてしまいますよね。

今回は、そんな気にしすぎる性格をなおす方法について、お伝えします。

気にしすぎる性格をなおす方法、それはズバリ、

「心の境界線」を引くこと。

です。

 

と、言われても、そもそも「心の境界線」って何?って思いますよね。

 

まず、人間関係って、例えるなら「電車の座席」みたいなものです。

隣の人にぴったりくっつかれると落ち着かない気分になりますが、少し距離があると安心して座れますよね。

 

心も同じで、「ちょうどいい距離」があると、自分の気持ちを守りやすくなります。

そのために、相手と自分の心の間に“見えないフェンス(心の境界線)がある”と想像するのです。

そして、その境界線を越えそうになったら、「あっ、今、相手のことを過剰に気にしていたな」と自分の領域に戻ることが大切なんです。

でも、気にしすぎる性格の人は、心の境界線が引けておらず、あいまいになっています。

なので、「相手の感情」「自分の責任」のように感じてしまい、しんどくなってしまうのです。

たとえば、

✅ 上司がイライラしていたら「私のせいかも」
✅ 友達の返事がそっけなかったら「何か悪いこと言ったかな?」と考えてしまう
✅ 相手が困っていたら「私が助けなきゃ」と思ってしまう

家に帰っても、その事が頭から離れない…

相手が目の前にいなくても、相手のことを想像して、過剰に気にしてしまう。

そんなときは、心の境界線を越えて、相手の領域に入っている状態です。

あなた自身は、「自分のせいかも…」と大きな不安を感じているかもしれません。

でも実際には、相手の問題であることがほとんどです。

たとえば、

✅ イライラしているのは
上司が仕事でトラブルを抱えていたり、プライベートでストレスを感じていたからかもしれません。

✅ 返事が遅かったのは
友達が仕事で手いっぱいだったり、ただスマホを見る余裕がなかっただけかもしれません。

✅ 過剰に助けることで
相手が「自分で考えて動く力」を身につけるチャンスを奪ってしまうこともあります。

自分のせいじゃないことを過剰に抱え込む必要はありません。

心の境界線を引いて、あなたの気持ちを守れるようになりましょう。

 

…とは言っても、

そんな簡単にできたら苦労しないよ!

そう思った方も多いかもしれません。

実際、一人で解決するのは難しいものです。

気にしすぎる性格の人は、子どもの頃から「人に気をつかうのが正しい」と教えられてきたり、
常に親の顔色をうかがいながら生活してきた場合が多いです。

長年の習慣を一人でなんとかしようとしても、当然、変えるのは難しいですよね。

なので、心理カウンセリングを活用するのも一つの方法です。

以前、カウンセリングに来てくださった30代の会社員の女性がいました。

カウンセリングでは、まず「どんな場面で気にしすぎてしまうのか」を一緒に整理しました。

一人では見えづらい「気にしすぎる心のクセ」を一緒に見つけていったのです。

そして、「それって本当に自分の責任?」と丁寧に問いかけながら、相手との境界を意識する練習をしました。

こうした実践的なやりとりを重ねることで、

✅ 相手の機嫌は、私の責任じゃない
✅ 私は私の気持ちを大事にしていい

と考えられるようになり、「前よりずっとラクに人と話せる」と、表情まで明るく変わっていったのです。

「ストレスが少ない人は、これができているんですね」と、驚かれていたのも印象的でした。

このように、心の境界線を引くことは、これまでの習慣を少しずつ見直していく作業です。

だからこそ、カウンセラーと協力し、一緒に取り組むことが必要なんです。

いかがでしたか?

気にしすぎる性格は、あなたがやさしくてがんばり屋さんだからこそ。

とても素敵な一面でもあるんです。

でも、それで心がすり減ってしまっては勿体ないですよね。

心の境界線が上手に引けるようになると、やさしさは失わずに「自分も大事にする」ことができます。

相手と良い関係を保ちながら、自分もすり減らずにいられるようになるのです。

「もっとラクに人と関わりたい」
「自分の気持ちも大切にしたい」

そんな思いがあるなら、カウンセリングを受けてみませんか?

お試しカウンセリングでは、心の境界線の引き方をもっと具体的にお伝えしていきます。

あなたとお会いできることを楽しみにしていますね。